円高と円安の関係

為替レートが3円 円安になった場合 外貨預金では1米$がTTB102.00/TTS104.00円、1豪$がTTB81.00/TTS85.00円となります。払い戻しにはTTBが適用されます。30日後、10,000米$は10,010米$=1,021,020円になっています。差引11,020円の利益です。10,000豪$は10,024豪$=811,944円になっています。差引8056円の損失です。 外国為替証拠金取引では1米$がBid123.00-Ask123.05円となります。を売るときにはBidのレートが適用されますから、1万米$では1,000,500円が1,030,000円になり、差引29,500円の利益です。スワップ金利2,700円を受け取り、手数料として2,000円払いますので、1万米$に対して証拠金として100,000円入金したものが130,200円となって返ってきます。差引30,200円の利益です。 豪$ではBid83.00円ですから、800,500円が830,000円となり、29,500円の利益です。スワップ金利が3,600円の受け取り、手数料が2,000円の支払いですから、差引31,100円の利益です。 このように外貨預金では為替レートが円安になっても、TTSとTTBの差が大きいため、利益はわずかとなり、豪$では損失が出るのですが、外国為替証拠金取引ではコストが小さく、スワップ金利ももらえるため、日経225ミニよる大きな利益が出ることになります。 為替レートが3円 円高になった場合 外貨預金では1米$がTTB96.00/TTS98.00円、1豪$がTTB75.00/TTS79.00円となります。となります。払い戻しにはTTBが適用されます。30日後、10,000米$は10,010米$=960,960円になっています。差引49,040円の損失です。10,000豪$は10,024豪$=751,800円になっています。差引68,200円の損失です。 外国為替証拠金取引では1米$Bid97.00-Ask97.05円となります。売るときにBidのレートが適用されますから、1万米$では1,000,500円が970,000円になります。差引30,500円の損失です。ただし、スワップ金利2,700円を受け取り、手数料として2,000円払いますので、1万米$に対して証拠金として100,000円入金したものが70,200円となって返ってきます。差引29,800円の損失です。 豪$ではBid77.00円ですから、800,500円が770,000円となり、30,500円の損失です。スワップ金利が3,600円の受け取り、手数料が2,000円の支払いですから、差引28,900円の損失です。 このように外貨預金では為替レートが円高になると、TTSとTTBの差と合わせて、大きな損失となりますが、外国為替証拠金取引ではコストが小さく、スワップ金利ももらえるため、損失が抑えられます。 まとめ 同じ金額の外貨を外貨預金する場合と外国為替証拠金取引をする場合、外貨預金ではコスト(TTSとTTBの差)が大きい(1米$で2円、1豪$で4円)ため、かなり円安にならないと利益が得られません。これに対し、外国為替証拠金取引ではコストが小さい(1通貨単位でBidとAskの差5銭+往復手数料計20銭)ため、少しの円安でも利益が得やすくなります。また、スワップ金利も預金金利より高いため有利です。しかも、投下資金は外貨預金の10分の1以下です。 外貨預金と外国為替証拠金取引は、取り引きする外貨額を同じにして考えると、外国為替証拠金取引の方がコストが小さく、金利収入も大きく有利です。為替変動によるリスクとリターンは同じです。業者の信頼性にかかるリスクだけが問題となります。 投下資金が小さいことを利用して、より大きな取引をして育毛剤なハイリスクハイリターンを狙うか、残り資金を別の運用にあてるかは考え方次第です。